旭岳七不思議 その二

お待たせしました。七不思議の二つめです。


★旭岳七不思議 その二、オレンジのUFO


みんな大好き、未確認飛行物体のおはなしです。

飛行物体といえば、ヘリや飛行機から、最近ではドローンやフライングヒューマノイドまで、多種多様です。

ちなみに大雪山国立公園特別保護地区の旭岳では、ドローンは許可がないと飛ばせないのでご注意ください。

そんな飛行物体が入り乱れる中、UFOを目撃したという話を、関係者が語ってくれました。

彼はその日たまたま、ロープウェイの姿見駅で、星がきれいだなあと空を見上げたそうです。

すると旭岳の方から凄い速さで飛んでくるものがありました。

それはオレンジ色に光っていて、ひゅんひゅんと回転していました。

そして頭上を通り過ぎると山麓の方でこれ見よがしにピタッと止まり、街の方へ飛び去ったそうです。

「あんな飛び方はありえない。」彼は最後にそうつぶやきました。


これが宇宙から来たものなのか、お鉢平から飛び立ったのか、わかりません。少なくともUFO、ということは言えるでしょう。

ドローンのように許可を得ることもなく、広大な大雪山の上を飛び回れるUFO、うらやましいですね。しかしひゅんひゅん回転していたら、景色はよく見えないでしょう。

UFOの話はこれで終わりです。

もっと見たことがないのか!と旭岳土木作業員は詰め寄りましたが、そんなに空ばかり見上げないそうです。


この道の向こうは、この山の向こうはなにがある?そう思って山を歩くけど、空の向こうは行けません。

が、これについては、来るかもいるかもわからないUFOをいつか見上げるかもしれない、それくらいの関係性で満足です。


注)この話の真偽について、旭岳土木作業員は一切の責任を負いません。